コラム
防水工事はいくらかかる?工法別の費用相場を解説
こんにちは!大和市で外壁・屋根の塗装や防水工事、外装リフォームを行っている株式会社ウスイ建装です。
「ベランダや屋上の防水工事って、実際いくらくらいかかるの?」「工法によって金額が違うと聞いたけれど、何がどう違うの?」といったご相談を、防水工事を検討されているお客様から多くいただきます。
防水工事は、雨水の侵入を防ぎ、建物内部の劣化や雨漏りを防止するために欠かせない重要なメンテナンスです。しかし、防水の種類や施工範囲、建物の状態によって費用には幅があり、分かりにくいと感じる方も少なくありません。
この記事では、防水工事の代表的な工法ごとの特徴や費用相場、工事を検討する際に知っておきたい注意点について、初めての方にもわかりやすく解説していきます。ぜひ参考にしてみてください!
目次
そもそも防水工事ってどんな工事?

防水工事とは、建物に雨水が浸入するのを防ぎ、内部構造の劣化を抑えるために行う重要な施工のことです。雨水は目に見える大きな隙間だけでなく、わずかなひび割れや継ぎ目からも侵入し、気づかないうちに建物内部へダメージを与えてしまいます。そのため、防水工事は住まいを長く安全に保つために欠かせないメンテナンスのひとつといえます。
特に雨や紫外線の影響を直接受けやすい、以下のような場所で行われることが多いです。
- ベランダやバルコニー
- マンションの屋上
- 一戸建ての屋根や陸屋根
ひび割れや防水層の膨れ、剥がれなどの劣化症状を放置してしまうと、雨漏りの発生だけでなく、下地材や構造材の腐食につながる恐れがあります。被害が進行すると、部分補修では済まず、大規模な修繕が必要になり、結果的に費用が高額になるケースも少なくありません。
だからこそ、防水工事は「不具合が出てから」ではなく、定期的な点検を行い、適切なタイミングで施工することがとても大切なのです。
「ベランダ・バルコニーの防水工事」費用感と選び方
ベランダやバルコニーは、日常的に目にする場所だけに劣化にも気づきやすい反面、「どんな工法が合うのか?」「どれぐらいの費用がかかるのか?」と迷われる方も多いです。
一般的に多く採用されているのは、柔軟性があり密着性も高いウレタン防水や、軽量かつ強度の高いFRP防水です。
ウレタン防水:5,000~7,500円/㎡(柔らかく施工しやすい)
ウレタン防水は、複雑な形状にも対応しやすく、継ぎ目のない仕上がりが特徴で、費用相場は1㎡あたり約5,000~7,500円が目安です。
FRP防水:6,000~9,000円/㎡(硬化が早く、強度も◎)
一方、FRP防水は硬化が早く、耐摩耗性に優れているため、人の出入りが多い場所に向いており、費用相場は1㎡あたり約6,000~9,000円程度となります。
どちらの工法も、適切な施工を行えば10年~15年ほどの耐用年数が期待できます。ただし、防水工事と同時にひび割れ補修や下地調整、勾配の見直しなどが必要な場合は、その分費用が変動します。正確な金額や最適な工法を知るためにも、現地調査を行ったうえで見積もりを取ることが大切です。
主な防水工事の工法とその特徴
防水工事にはいくつかの工法があり、施工する場所の広さや形状、使用状況によって適した方法が異なります。ここでは、住宅やマンションでよく採用されている代表的な防水工法と、その特徴をご紹介します。
ウレタン防水(塗膜式)
液状のウレタン樹脂をローラーやコテで塗り重ねて防水層を形成する工法です。継ぎ目のない仕上がりになるため、雨水の侵入リスクを抑えやすく、配管まわりなど形状が複雑な場所にも対応しやすいのが特徴です。部分補修もしやすく、改修工事に向いています。
- 費用相場:5,000~7,500円/㎡
- 耐用年数:10~13年
FRP防水(繊維強化プラスチック)
ガラス繊維マットに樹脂を染み込ませて硬化させる工法で、非常に軽量で高い強度を持ちます。硬化が早く、施工後すぐに歩行できる点もメリットです。耐摩耗性に優れているため、人の出入りが多いベランダやバルコニーに多く採用されています。
- 費用相場:6,000~9,000円/㎡
- 耐用年数:10~15年
シート防水(塩ビシート・ゴムシート)
あらかじめ工場で製造された防水シートを貼り付ける工法で、広い面積を効率よく施工できるのが特徴です。品質が安定しており、耐久性も高いため、マンションの屋上や陸屋根などによく使われます。ただし、複雑な形状には不向きな場合があります。
- 費用相場:6,000~10,000円/㎡
- 耐用年数:12~20年(材料により異なる)
費用に差が出るのはなぜ?現地調査でわかること
「広告では安く書かれていたのに、実際の見積もりは高くなった…」という声を聞くことも少なくありません。 この“費用の差”が生まれる理由の多くは、現場の状態に応じた追加工事の必要性にあります。
現地調査では、以下のような点がチェックされます。
既存防水層の状態(劣化・膨れ・剥がれなど)

現地調査では、まず既存防水層の劣化状況を確認します。防水層に膨れや剥がれ、ひび割れがある場合、そのまま上から施工してしまうと早期不具合の原因になるため、撤去や補修が必要になります。
下地コンクリートのひび割れや凹凸の有無
下地となるコンクリートにひび割れや凹凸がないか、入念にチェックします。
勾配が適切かどうか(水たまりができていないか)
雨水が適切に流れる勾配が確保されているかも重要なチェックポイントです。勾配が不十分で水たまりができている場合は、勾配調整などの追加作業が必要になることがあります。
ドレン(排水口)まわりの詰まりや劣化
ドレン(排水口)まわりの詰まりや劣化も見逃せません。排水不良は防水層の劣化を早める原因となるため、清掃や部材交換が必要になるケースもあります。
これらの状態によって、下地処理や補修作業の内容・範囲が変わるため、「同じ広さでも費用に差が出る」ことがあるのです。逆に言えば、現地調査で細かな部分まで丁寧に確認し、必要な工事内容を事前に説明してくれる業者であれば、工事開始後に想定外の追加費用が発生するリスクを大きく減らすことができます。安心して防水工事を任せるためにも、見積もり前の現地調査を重視することが大切です。
▼大和市の施工事例をご紹介
ウスイ建装の施工事例ページでは、実際の施工の流れを写真付きで詳しく紹介しております。ぜひご覧ください!
工法別の費用を比較するときのポイント
防水工事を検討する際、「どの工法が一番安いのか?」と費用面に注目される方は多いかと思います。しかし、防水工事は単純な価格の比較だけで判断してしまうと、後悔につながることもあります。大切なのは、工事内容や建物の状況に合った工法かどうかを総合的に見ることです。
工事箇所の形状や広さ
まず確認したいのが、施工する場所の形状や広さです。ベランダや屋上の形が複雑な場合は、継ぎ目のない施工が可能なウレタン防水が向いているケースもあります。
現在の防水層の状態(下地補修の有無)
現在の防水層や下地の状態によっては、補修作業が必要になり、その分費用が変わることもあります。
施工可能な天候・季節
防水工事は天候や季節の影響を受けやすい工事です。工法によっては気温や湿度の条件が厳しいものもあるため、施工時期を考慮することも重要です。
周囲への影響(におい・騒音など)
においや作業音など、周囲への影響についても事前に確認しておくと安心です。
たとえば、FRP防水は強度が高く耐久性に優れていますが、複雑な形状の場所には不向きな場合があります。このように、「費用の安さ」だけでなく、「その建物や環境に合っているか」という視点で工法を選ぶことが、満足度の高い防水工事につながります。
安すぎる見積もりにご注意を!
防水工事の見積もりを複数社から取ると、相場よりも極端に安い金額を提示されることがあります。一見すると「同じ工事内容なら安いほうがお得?」と感じてしまいがちですが、価格だけで判断するのは非常に危険です。安さの裏には、本来必要な工程や材料が省かれているケースが隠れていることも少なくありません。たとえばこんなケースがあります。
下地処理や養生が省略されている
防水工事では、既存防水層の清掃や補修、周囲を汚さないための養生作業が非常に重要です。これらを簡略化すると工期や費用は抑えられますが、防水層の密着不良や早期劣化の原因になります。
材料の質が低い、薄く塗布されている
使用する防水材のグレードが低かったり、規定よりも薄く塗布されていたりすると、見た目はきれいでも十分な防水性能が得られません。数年で再施工が必要になるケースもあり、結果的に高くつくこともあります。
保証内容が不明確
保証期間や内容が曖昧で、工事後の点検やアフターサポートがない業者も注意が必要です。万が一不具合が起きた際に、対応してもらえない可能性もあります。
防水工事を長持ちさせるためには、適正価格で工事内容を丁寧に説明し、保証やアフターサポートまでしっかり用意している業者を選ぶことが大切です。安心して任せられる業者選びが、満足度の高い防水工事につながります。
まとめ:防水工事は“適正価格”と“工法の選定”がカギ
防水工事の費用は、施工する場所や面積、既存防水層の状態、そして選択する工法によって大きく変わります。そのため、「とにかく安く済ませたい」と価格だけで判断してしまうと、十分な耐久性が得られず、結果的に再工事が必要になるケースも少なくありません。
ウレタン防水、FRP防水、シート防水にはそれぞれメリット・デメリットがあり、向いている場所や条件も異なります。大切なのは、価格の比較だけでなく、「どの工法がその建物や使用環境に最適なのか」という視点で検討することです。目的や場所に合った工法を選ぶことで、防水性能をしっかり発揮し、建物を長く守ることにつながります。
株式会社ウスイ建装では、現地調査を通じて建物の状態を丁寧に確認し、お客様のご要望やご予算に合わせた防水工事をご提案しています。ホームページから、お見積もりやご相談を無料で承っております。「まずはおおよその費用だけ知りたい」「自宅に合う工法を知りたい」といった段階でもお気軽にご相談ください。
防水工事は、建物の寿命を延ばし、安心して暮らすための大切なメンテナンスです。後悔のない選択ができるよう、最適な防水工事を一緒に考えていきましょう!
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