コラム

外壁に黒ずみが出たら要注意!外壁のカビ汚れはプロにおまかせください

こんにちは!

大和市の外壁・屋根の塗装をメインに、お家のリフォーム全般を担わせていただいている株式会社ウスイ建装です。

「最近、外壁にうっすらと黒ずみが出てきた…」「これはカビ?それともコケ?」そんなお悩みやご相談をいただく機会が、近年とても増えています。

実際、湿気の多い時期や風通しの悪い場所では、外壁にカビやコケが発生しやすく、見た目の美観を損なうだけでなく、外壁材そのものの劣化を早める要因にもなります。

こうした問題に対処するには、やはり専門知識と経験を持つプロの対応が安心です。

今回は、外壁のカビ汚れがもたらす影響と、なぜ“プロに任せること”が大切なのかを、わかりやすくご紹介いたします。

外壁でカビが発生しやすい場所

 

外壁にカビが発生する原因は主に「湿気」と「汚れ」です。しかし、家の外壁すべてに一様に発生するわけではなく、特定の条件が重なる場所に集中しやすい傾向があります。カビが生えやすい代表的な箇所を把握しておくことで、早期発見・早期対策が可能になります。

 

北側の外壁

まずチェックしたいのが北側の外壁です。北面は日当たりが悪く、常にジメジメしていることが多いため、カビやコケが最も繁殖しやすい場所といえます。特に冬場や梅雨時期などは湿気が抜けにくく、短期間で黒ずみが広がってしまうケースも少なくありません。

 

窓枠やサッシのまわり

窓枠やサッシのまわりも注意が必要です。結露が起こりやすく、雨水がたまりやすい構造になっているため、気づかないうちに湿気がこもってしまいます。サッシの隅などは特に見落としがちなので、こまめに観察しましょう。

 

雨どいの下やその周辺

雨どいの下やその周辺もカビの温床になりやすいポイントです。雨どいを伝って流れてきた水が集中して跳ね返り、壁面に水分や泥汚れが付着しやすくなるため、定期的な点検と清掃が大切です。

 

植物の近くや塀に囲まれた場所

植物の近くや塀に囲まれた場所も風通しが悪く、乾きにくい環境となるため要注意です。庭木の裏側や隣家との距離が近いスペースなど、見えにくい部分ほどカビが繁殖しやすい傾向があります。

 

これらの場所はカビの発生リスクが高いため、ご自身でチェックする際には重点的に確認してみてください。気になる汚れを見つけたら、できるだけ早めの対応を心がけましょう。早期発見のためにも、まずはご自宅の外壁を一度ぐるっと見回してみてくださいね。

 

なぜカビが生えるの?原因と仕組みを知ろう

 

外壁にカビが発生する主な原因は、空気中に常に存在しているカビの胞子が、湿気や汚れと結びついて繁殖するためです。特に梅雨や秋雨の時期は湿度が高く、外壁が乾きにくいため、カビにとって絶好の繁殖環境になります。

先ほどご説明した通り、北側の外壁や日が当たりにくい場所、風通しが悪い場所はとくに注意が必要です。これらの箇所は、雨水や結露が乾きにくく、湿気が常にこもりがち。そのため、カビやコケが広がりやすく、放置すればするほど汚れも深刻化していきます。

さらに、外壁塗装の劣化が進行すると、防水性が低下し、表面に汚れが付着しやすくなります。そうした汚れが、胞子にとって栄養源となり、カビが発生・拡大する原因に。

カビの予防には、定期的な外壁チェックやクリーニング、塗装のメンテナンスが非常に重要です。外壁の健康を保つことが、住まい全体の快適さと耐久性を守る第一歩となります。

 

カビ汚れとコケ汚れの違い

 

外壁に見られる黒ずみや緑っぽい汚れ。ぱっと見は同じように見えるかもしれませんが、実は「カビ」と「コケ(藻)」には大きな違いがあります。

  • カビ:カビは菌類の一種で、空気中の胞子が湿気や汚れに反応して増殖します。屋外だけでなく室内にも発生しやすく、胞子が飛散することでアレルギーなど健康への影響が出ることもあるため注意が必要です。
  • コケ(藻):植物の一種で、光合成を行うため日当たりの良い場所にも生えることが特徴です。湿気に加え、光が当たる壁面にも発生しやすいため、北側だけでなく南側でも見られるケースがあります。

どちらも外壁の美観を損なうだけでなく、劣化を早めたり汚れの再付着を引き起こしたりする原因になります。しかも、カビとコケでは洗浄方法や再発防止の対策が異なるため、プロによる的確な判断と処理がとても重要です。まずは気になる汚れが何かを見極め、早めの対応を心がけましょう。

 

カビを放置するとどうなる?

 

「外壁にカビが生えていても、見た目がちょっと悪くなるだけだし、急いで対処しなくても大丈夫」と思っていませんか?しかし実際には、外壁のカビを放置することにはさまざまなリスクがあり、建物だけでなく、そこに住む人の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

 

外壁の劣化を早める

まず注目したいのが、外壁の劣化を早めてしまう点です。カビが外壁表面に定着すると、外壁材を保護する塗膜が徐々に侵され、防水性が低下します。その結果、雨水が染み込みやすくなり、ひび割れや剥がれなどの劣化が早まることに。これにより、本来なら10年以上もつはずだった塗装の寿命が縮まり、再塗装のサイクルが早まる=余計なメンテナンス費用がかかるという事態にもつながります。

 

カビ胞子が室内に侵入することも

カビの胞子が室内に侵入するリスクも見逃せません。窓枠やサッシの小さな隙間からカビの胞子が入り込み、アレルギーやぜんそく、鼻炎などの健康被害を引き起こす恐れがあります。小さなお子様や高齢のご家族がいるご家庭では、特に注意が必要です。

 

家全体の空気環境が悪化する

カビが繁殖しているということは、その周辺の湿気が常に高い状態にあるということ。これが原因で家全体の空気環境が悪化し、ジメジメした不快な空間になってしまうことも。見た目だけでなく、住まいの快適性や衛生面にも影響が出てしまうのです。

 

このように、カビを放置することにはさまざまなリスクが潜んでいます。早期発見・早期対策が、住まいの美観と機能を長持ちさせる鍵となりますので、「ちょっと気になるな」と思った時点でのチェックと対処をおすすめします。

 

自分で掃除しても大丈夫?

 

外壁にカビやコケが発生しているのを見つけたとき、「わざわざ業者に頼まなくても、自分で市販のカビ取り剤や高圧洗浄機を使えば何とかなるのでは?」と考える方も多いかもしれません。最近はホームセンターやネットでも外壁掃除用の商品が手に入りやすくなっており、手軽に取りかかれる印象があります。

しかし、自己流の対応には思わぬリスクが潜んでいます。

 

塗装を傷める薬剤の使用

たとえば、市販の強力な洗浄剤を使うと、外壁の塗装を傷めてしまう可能性があります。見た目にはきれいになったようでも、実は塗膜が剥がれたり、防水性が低下したりして、かえって外壁の劣化を早めてしまうことも。

 

表面だけの除去で根本的な解決にならない

カビは表面だけでなく、外壁の細かい凹凸や素材の内部に根を張っている場合が多く、目に見える部分だけを取り除いても再発しやすいという厄介な性質があります。せっかく掃除してもすぐに同じ場所にカビが出てきて、手間ばかりかかる…そんな経験をされた方も少なくないはずです。

 

再発しやすい

防カビ処理が施されていないと、カビの胞子が残ったまま広がりやすくなり、結果的に汚れが再発・拡大してしまうことも。

 

こうしたトラブルを避けるためには、やはり外壁材やカビの性質を熟知した専門業者に任せるのが安心です。適切な洗浄剤の選定から、素材に応じた洗浄方法、防カビ処理まで、プロならではの技術と知識で、見た目の美しさだけでなく耐久性と再発防止までをしっかりとサポートしてくれます。

 

プロに任せるとここが違う!

 

私たちのような専門業者では、以下のような工程で対応します。

 

1.カビの種類や範囲を見極めた上での専用洗浄剤の選定

まず行うのは、カビの種類や発生範囲の見極めです。カビといっても種類はさまざまで、性質や根の張り方、繁殖スピードも異なります。さらに、外壁の素材や仕上げによって適した洗浄方法も変わるため、状況に応じて最適な専用洗浄剤を選定するには、豊富な知識と経験が欠かせません。

 

2.外壁材に合わせた適切な水圧・道具で洗浄

外壁材に合わせた適切な水圧と専用機材を用いて洗浄を行います。水圧が強すぎると外壁を傷めてしまう恐れがある一方、弱すぎると汚れが十分に落ちません。プロはそのバランスを見極めながら、汚れをしっかり落としつつ外壁を傷めない作業を実施します。

 

3.防カビ・防藻処理で再発を予防

洗浄後には、防カビ・防藻処理を施して再発を予防します。表面の汚れを落とすだけでなく、カビの根本原因にアプローチすることで、清潔な状態を長期間維持できるのがプロの技術ならではのポイントです。

 

また、外壁の劣化が進行している場合には、塗装の塗り替えをご提案することもあります。劣化が進む前に対応することで、メンテナンスコストを抑えつつ、住まいの美観と耐久性を守ることができます。

私たちが行うのは、単なる「掃除」ではなく、お住まいを守るための総合的な外壁メンテナンスです。プロならではの視点と技術で、大切なご自宅を長く美しく保ちます。

 

気になる部分は、早めのチェックを!

 

「まだ大丈夫だろう」とつい後回しにしがちな外壁の汚れ。しかし、実はそれが後々大きなトラブルにつながる原因になることもあります。特に、外壁に黒ずみや緑っぽい汚れが見られる場合、それはカビやコケが繁殖しているサインかもしれません。これらの汚れは、時間が経つほどに根を張り、落としにくくなるばかりか、外壁そのものを劣化させる恐れもあります。

早めにチェックし、必要であれば専門業者に相談することで、余計な修繕費用や工事の負担を軽減することが可能です。「ちょっと気になるな」と思った段階での対処が、結果的に住まいを長持ちさせる大きなポイントになります。

株式会社ウスイ建装では、お客様の大切なお住まいを美しく、安全に保つためのお手伝いをしております。ホームページより無料お見積もりやご相談を承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。小さな気づきが、大きな安心につながります!

外装工事・リフォームな
実績10,000件越えのウスイ建装

0120-630-831 【受付】 9:00~18:00 ※日曜定休

トップに戻る

塗る前にイメージWEBでカラーシミュレーション